ヨーロッパ出張レポート:音楽ホール視察
2025年5月7日から14日にかけて、オランダ、ドイツ、フランスの3カ国を訪問し、音楽ホールの視察およびクラシック音楽業界の現地調査を行いました。
今回の出張では、各国を代表する音楽ホールの構造や響きの違いを実際に体感し、ホールによって音楽の表現がどのように変わるのかを学ぶ大変貴重な機会となりました。
特に印象的だったのは、オランダ・アムステルダムにある名ホール「コンセルトヘボウ(Concertgebouw)」です。その壮麗な建築と豊かな音響は圧巻で、深い感動を覚えました。
また、オランダ滞在中には、ちょうど現地を訪れていたNHK交響楽団の方々とお食事をご一緒させていただき、クラシック業界の現状や展望について伺いました。
ドイツではタリッシオ(Tarisio)の楽器オークションに出品されている名器を実際に拝見し、ヴィンテージ楽器の持つ歴史と芸術的価値に改めて触れることができました。
さらに、現在ドイツを拠点に活躍されているヴァイオリニスト・岡本誠司さんとも会食させていただき、海外で挑戦を続ける音楽家の声に触れ、自身のモチベーションも大いに高まりました。
今回の出張を通じて得た知見と刺激を、今後のクラシック音楽支援事業や文化投資活動に活かしてまいります。